スマホ時代の読まれるタイトルのコツ
スマホのほうがPCよりも圧倒的な優位時代になってきました。たとえば他のサイトにあなたのブログが表示される場合(相互RSS・アンテナ等)、またSNS(ツイッターやFACEBOOK)などで共有される場合があると思います。それがスマホの場合は、読まれるためへのちょっとしたコツがあります。
サイゾーに学ぶ
たとえばですが、芸能ゴシップ系サイト、サイゾーの人気記事ランキングを見てください。何か気が付きませんか?(日刊サイゾーPCページ2016.1.13より引用)
こちらはよくみるとタイトルを意図的に短縮してあるのですが(多分ランキングは自動更新だと思われるので、記事入力時に正式な長いタイトルのほか、短縮したものを入れる欄があるのでしょう)、16文字以下です。なぜこのような文字数に縮めるのでしょうか。
なぜこんなにタイトルを縮めるのか
それは、スマホで他のサイト等に表示される場合(個人ブログであれば相互RSS的なものなど)、タイトルの頭13~16文字でそのあとが省略されてしまうことがあるからなのです。ニュースサイト等見ていると、PCで見た時に右列あたりにあるおおむねその文字数に記事のキャッチフレーズがまとまっていますが、必ず13~16文字程度。スマホ関係ないとしても、やはりこのくらいの文字数で見出しを読ませることが必要=逆に言うと、このくらいにしないと、なんだかただ長いだけのタイトルになってしまい、わかりづらいのですね。
なぜ皆同じフォーマットなのか
さらにさきほどのサイゾーのランキングからもう1つ読み取れることありませんか?よくみると広告以外、1つ「女性」からはじまるものを除き、すべての書き出しが芸能人の人名です。なぜでしょうか? 興味を持つ人名(あるいは検索される人名)+アクションが先頭にあったほうが読まれる。というだけのことです。
ちょっと昔は、検索エンジン対策としても前のほうに重要なことを持ってきたほうがいいとも言われていました。(今はそれは期待は薄いですが、後ろの方に重要なことが書かれていても、読まれないということです)。
瞬時判断のための材料を上手に提供する
なぜそうなるのかというと、ネットを人が読む時はだいたい数秒で直感的にリンクを踏むかどうかを判断しているからなのです。ストレートにわかりやすいほうが、クリックされやすいのですね。ツイッターカードなどの対策
ツイッター、FACEBOOKの共有であってもタイトルの文字数、重要性は同じです。カードでリンクが表示されても、長過ぎるとタイトルが入り切らない、あるいはスマホだと省略が入ることもありえます。実際のSNSをでの共有で入る字数は、表示するメディアにもよるでしょうから一律には言えませんが、やはり頭13~16文字、そこに全精力をつかったほうがいいのです。
ツイッター共有の場合は、さらに、記事の1-2行目も重要です。というのは、SNS向けのカード設定がされているブログなら、共有時にタイトル+写真と一緒に本文の頭がわずかに入ってくるからです。

こんな感じです。写真のツイッターカードでは、「スマホ時代の読まれるタイトルのコツ ス」と半端になっていますが、PCとスマホで表示文字数が異なるので完全な調整は難しいですが。たしかにここに興味を惹く一文、あるといいですよね、
これについてはKindle電子書籍を紹介する「きんどるどうでしょう(きんどう)」でも出版社に向けて、ツイッターカードの重要性を書いています。
kindou.info
これを意識するかしないかで、クリック率は相当変わるでしょう。
タイトルの作りかた、宣伝のしかたにも、時代にあわせた流行がある
スマホ時代になって、タイトルの作り方、プロモーションのやり方、など大きく変わってきました。スマートフォンはナチュラルリンクが貼られづらいという特性もあり、そこを補ってきたのがボタン1つでURLもかかずに共有できるソーシャルリンクです。
アフィリエイトに直接的には関係ないとも思える、このタイトルづくりですが、
実は常にアンテナを貼っておいたほうがいいのです。
【これが】流行ってたのはなぜなのか【考えてみよう】
たとえば、今はあまり見なくなりましたが、昔2ちゃんねるやNAVERまとめでよく見られたのはタイトルの前後に 【速報】とか【XXXX】(Xはキャッチフレーズや、2-4文字の漢字)が墨付カッコつきで入ってくるものですが、これも限られた字数内で目立たして、かつ頭の数文字でジャンル等をわからせようというタグ代わりのものです。自然発生的ではありますが、よく出来た仕組みです。そんなに流行らなくなりましたが、こういうトレンドは時折発生してきますよね(テレビでミヤネ屋が4文字程度の言葉をテロップに入れてくるのもこれの延長だと思います)。タイトルの付け方にはすべて理由があるのです。あとは自己主張の強いサイトなども、タイトルの先頭に(判別されるのを目的として)[(記号や文字入る)]。たとえば[あ]とか、つけたりしていましたが、検索エンジン的にはゴミでしかないので、こういうのはさすがに某アルファブロガーな人も[N]はサイトタイトルにしか入れてないですし、真似てる人もやらなくなりつつありますね。