副業20万円のリアリティ
アフィリエイト界隈にいると、私はFC2動画あたりのアフィリエイトをやっている人しかわからないが(私は主に著作権・肖像権的に適法性に疑問を持つのでそれら動画系アフィリエイトはやっていないが)聞く限りは動画コンテンツ周りの紹介報酬がそこそこ上手く行っている人もいて、類似サイトを含め、成人向けの、プロ以外の動画マーケットみたいなものが案外巨大だということがわかる(俺はやっていないが、この手のフェチ動画をオリジナルで作っている人は周囲にいるので上がりはわかる)。

エロい副業 個人が個人にエロを売る一億総AV時代 (コア新書)
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そんなところで暮らしている人(配信している側?)のひとりが本を出すようだ。2016/11/2刊なのでポスト時点ではまだ本が出ていないのだが、この中で気になるのが章としてある「アフィリエイト王子」。月20万円の不労所得を得ている実例が載っていると推定される。
成人系のアフィリエイトで問われるのはその適法性。たとえば海外系のいろいろ出ちゃってるようなサイトに関しては、海外から流しちゃってる体があるものの、国内からこちらがバナーを貼ることなどは(国内のサーバ規約では)いまだグレー判定ではあるはずだし、そうでないにしても、FC2の場合は国内メーカーの適法な動画と、第三者が勝手に流しているものが混在しており、食指を伸ばす気が起こらない。
だが、そういった世界の法則も知識としては得ておいたほうが、アフィリエイターとして種(ジャンル)の数を多く持つ、という視点では間違いはないと思うのだ。実際には凡百のサイト・ブログが山のようにある中、成人向けアフィリをやったところでそんなに大した(アフィリの)数字にはならないはず。サイト回しとコンテンツの選びにはかなり独自のノウハウが要るはずだし、そのノウハウは案外一般サイト側に活かすことも可能ではあろうと思うのだ。
100万円、稼いでいれば嘘臭いか、あるいは素人に真似出来ない話だが、20万円、というのはリアリティがある。
若い人の動画を見る行動とおっさんの動画を見る行動に一致するものがある→玄人ぎらい
いまや一般コンテンツであっても、スマホが容量制限になっても動画を見ているという人自体は多いわけで、かつたとえばC-ChannelやAbemaTVなんてテレビCMまで流しているくらいなので、(対象世代は違うが)動画には着実な需要はあるのだろう。(FC2あたりを見ている人は)玄人嫌い、というのは動画の作り手の人からも聞いてはいるが、、若者のテレビ離れしてYoutuber(素人)を見てるのと、おっさんが素人フェチ動画見てるのと、事象としては一致しそう。本稿ではうちのブログが成人分類になりたくないのでこれ以上は詳しくは触れないが、「FC2はインターネットの歌舞伎町だ!!」とか言われると、まあたしかに、といったところ。気になる一冊ではある。
最近もこんな事件が。
ただ成人周りはこんな面倒なことも多いので、何が適法で何が違法かの知識のない人はやらないほうがいい。
こちらを参照:パナマじゃねーの?→http://adult-affiliate-guide.net/panama.php